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「秋田犬」と言えば、

日本国内だけでなく

海外までも人気の高い犬種です。

 

主人に忠実で、番犬としても役立ちます。

 

しかしその分、

見知らぬ人や犬には

激しく吠えたり威嚇を行うので

きちんと育てないといけない

種類とも言えますね。

 

そんな番犬にもなり、

日本唯一の大型犬種である

「秋田犬」の大きさや重さは、

一体どれぐらいになるのでしょうか?

 

今回はそんな「秋田犬」の大きさ

についてまとめました。

「秋田犬」ってどんな犬?

「秋田犬」は秋田県原産の

日本犬の一種で、なんと

「国の天然記念物」

に指定されています。

 

また、

日本犬種のなかで

唯一の大型犬でもあります。

 

昔は闘犬として

使われていた歴史もあるように、

体格も大きく暴れると危険な犬種です。

 

ちなみに、

よく「あきたけん」と

読まれることがありますが、

「あきたいぬ」が正しい読み方です。

「秋田犬」の大きさは?

犬には大きさや体重などで

サイズが分類されています。

 

しかし、

そこに明確な基準は無く、

体重や犬種によって

大まかに分けられています。

 

そこで一般的な大型犬と

「秋田犬」を比較してみましょう。

◇体重

大型犬の体重:20kg~30kg

秋田犬の体重:25kg~50kg

◇体重

大型犬の体長:50~60cm以上

秋田犬の体長(オス):58~64cm

秋田犬の体長(メス):58~64cm

 

このように「秋田犬」が

他の大型犬と比べても

かなり大きいのが分かります。

 

飼ってみると

思った以上に大きくなったり、

場合によって超大型犬にまで

成長することがあり

驚く飼い主の方も多いそうです。

「秋田犬」の子犬の時の大きさは?

成犬になると

とても大きくなる「秋田犬」ですが、

その大きさは子犬の頃から

既にかなりの大きさがあります。

そんな「秋田犬」の生後

間もない時の体重は

おおよそ5kgです。

 

人間の赤ちゃんが3000g前後ですので、

赤ちゃんよりも相当大きいですね。

 

その後「秋田犬」は1年で

何と7~8倍の大きさになります。

 

人間の赤ちゃんは一年で3倍です。

 

人間と比べると、

「秋田犬」は相当な速度で

大きくなるのが分かります。

「秋田犬」の大きさによる病気とは?

「秋田犬」などの子犬の時から

急成長をみせる大型犬は、

その「大きさからの病気」があります。

 

生後60日の間に急激に体重が増加する為、

「股関節形成不全」という病気に

かかってしまうことがあります。

 

「股関節形成不全」は

太ももの骨と骨盤とを結合する

股関節の形が異常になる状態です。

 

症状としては

歩行時にウサギの様に

両足で飛び跳ねる(バニーホップ)

という特徴的な動きを見せます。

原因は

遺伝・発育期の育成環境などがあり、

遺伝が原因の7割と言われています。

 

ですが、

・発育期に肥満過度の運動

・急成長による急激な体重の増加

が原因になる場合もあります。

 

対処法としては3つあります。

①安静治療

まだ成長期段階で症状が軽微であれば、

安静にすることで

治療、悪化の防止になります。

 

運動は軽めにし、

肥満にならないよう食事量に注意します。

 

②投薬治療

症状が進行し犬が痛みを感じている場合は、

抗炎症薬や鎮静薬を投与し

痛みをコントロールします。

 

そして、

食事と運動制限を行い、

症状の悪化を防ぎます。

 

③外科治療

投薬治療でも治療出来ず、

運動機能に明らかな障害が

見られる重症例の場合、

外科治療となります

 

どうでしたか?

「秋田犬」は飼った後に

驚かれる方が多い犬種です。

 

どんな生き物でもそうですが、

種類の特長をきちんと知った上で

飼ってくださいね。
 

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。