マムシ

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マムシは毒をもつヘビであり、

その毒性は極めて強いことで有名ですよね。

 

そこでやはり気になるのが

「生息地」「出没場所」

ではないでしょうか。

 

マムシが出やすい場所を知っておき、

そういった場所に出向く時は

危険だということを認識しておきましょう。

「マムシ」ってどんな蛇?

蛇

マムシを実際に見た方は

「想像よりずっと大きい」と思うでしょう。

 

全長は「45cm~60cm」もあり、

1mを超えるマムシも見られるんです。

 

その胴は太く、中央には黒い楕円形の

大きな斑紋があります。

 

マムシはその毒を利用して

動物を捕食するのですが、

何と体温を感知して獲物を発見します。

 

その対象はネズミ、カエル、トカゲなどを

丸のみにして食べます。

 
 
逆にフクロウ、鷹、キツネ、ヒキガエルに

捕食されることがあります。

「マムシ」の毒の危険性、対処方法は?

毒

マムシは強い毒を持っており、

噛まれると大きく腫れて痛みが出ます。

 

毒性自体はハブよりも強いですが、

身体が小さく毒量が少ないため、

適切に対処できれば死に至らない場合が多いです。

 

とは言え、毒が血液中に入ることで

皮膚の下や消化管などでも出血が起こり、

「腎機能障害」「腎組織が壊死」

することもあります。

 

さらに、

全身の出血により血圧が下がり

「ショック状態」

そして重症化すると

「死」に至る場合もあります。

 
 
マムシに噛まれた場合には

すぐに119番通報をし、

安静にして血液の循環を

早めないようにしましょう。

 

毒が回らないように、

タオルなどで縛るのも有効です。

 

ただし、近くに病院がある場合には、

走ってでもいち早く医療機関を受診する方が

軽症で済むことが多いと報告されています。

 

根本的な対処方法は

「6時間以内に血清を投与を受ける」

必要があります。

 

注意が必要なのは、

素人が安易に口で毒素の吸引する

という処置を行わないようにしましょう。
 

「マムシ」の出没場所の特徴は?

生息地

マムシは山林、藪の中に棲んでおり、

水場周辺にも出没します。

 

ですから、

「山林、水田、小川周辺、田畑」

でもマムシを見ることがあり、

大きな草がある周辺は注意が必要です。

 

実際に被害が出ている多くは

「農作業、山菜取り、キノコ狩り、草刈り」

中にマムシの被害に遭っています。

 

こういったことを頻繁にする方は

必ず携帯電話を所持して、

噛まれたらすぐに119番通報すれば

まず命を失うことはないでしょう。

「マムシ」の生息地は何県?

日本

マムシは日本全国で分布しており、

その為に正式名称は

「ニホンマムシ」といいます。

 

ニホンマムシは

北海道、本州、四国、九州

大隅諸島、国後島などで

生息が確認されています。

 

つまり、

「沖縄を除く全国に生息している」

といっても間違いではないでしょう。

 

北海道のマムシは大型であり、

伊豆諸島には赤マムシと呼ばれる

赤い体色のマムシが生息しており

少し種類が違います。

 

どうでしたか?

マムシは夜行性であり、

明るい時間は隠れています。

 

その為、

『藪をつついて蛇を出す』

ようなことがないように

注意しましょうね。

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。