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人間と同じように猫も「くしゃみ」をします。

 

猫の「くしゃみだけ」をすると、

病気なのか大丈夫なのか心配になりますよね。

 

そこで猫の「くしゃみ」が

正常か否かの見分け方、

猫の「くしゃみ」で分かる

病気、原因、対策などを

紹介していきたいと思います。

猫の「くしゃみだけ」が正常かの見分け方は?

猫が人間のように「くしゃみ」をした場合、

それが病気のせいなのかを見分けるには

以下の5つの点に注目して観察して下さい。

①連続して「くしゃみ」をしている場合

何日も「くしゃみ」が止まらない場合

③鼻水を伴った「くしゃみ」の場合

④「くしゃみ」と同時に鼻出血を伴っている場合

⑤猫の顔の様子に変化がある場合

 

上記①~⑤のいずれかに

当てはまる場合には

動物病院を受診して下さい。

健康な猫の場合、人間と同じく猫も

「くしゃみ」は鼻腔に入った異物などを

取り除こうとして発生する生理現象です。

 

たまに首を左右にひねって

「くしゃみ」をすることもありますが、

特に問題ありません。

 

また、回数の目安としては

1日を通して2,3回程度なら問題ないでしょう。

猫の「くしゃみだけ」の病気、原因、対策まとめ!

①鼻炎

症状は水っぽい鼻水が

最大の症状として出てきます。

 

室内が乾燥していたり、

煙やガスを吸い込んだりした場合に発生します。

 

アレルギーの一種として発症する鼻炎の場合、

「くしゃみ」とサラサラした鼻水が

出てきますので

素人にも分かりやすい病気になります。

 

②副鼻腔炎

猫の「副鼻腔」に何らかの原因で

炎症を起こす副鼻腔炎の症状は、

「くしゃみ」「鼻水」

「鼻筋が炎症により盛り上がる」

「鼻がつまり息苦しそう」

などの症状が発症します。

 

上で示した鼻炎から併発したり、

悪化したりしている場合があり、

鼻炎症状がみられたら

直ぐに動物病院を受診すべきです。

 

③猫クラミジア感染症

この場合に特徴的な症状としては、

「くしゃみ」「鼻水」に加えて

「目ヤニ」が大量に

出てくることが挙げられます。

 

したがって、この目ヤニが原因で

結膜炎に至るケースもあり、

眼科的症状も注意が必要です。

 

この猫クラミジア感染症は

人獣共通感染症とよばれ、

人にも感染する恐れがあるので

十分に気を付けなければなりません。

 

④猫ウイルス性鼻気管炎

この病気の場合、「くしゃみ・鼻水」の他、

「咳」なども出る場合があります。

 

さらに目の充血、発熱、涙、目ヤニの

頻発を症状とします。

 

この病気が進行してしまいますと、

結膜炎、角膜炎のように眼科的に

重症化する場合がありますので注意が必要です。

 

⑤猫カリシウイルス感染症

この感染症の場合、

口腔内での炎症が発症します。

 

食欲低下もあり

生後間もない子猫の場合に多く、

免疫や抵抗力がついていない場合に好発します。

 

どうでしたか?

基本的にはそこまで危険のない

「くしゃみだけ」ですが、

明らかに異常なレベルでしたら

必ず病院へ連れて行ってあげてくださいね。
 

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。