この記事は約 3 分で読めます。
人間は様々なワクチンを接種しています。
摂取していれば大きな病気になる事を
未然に防ぐ事ができるからです。
実はそれは動物の世界でも同じ事が言えます。
ここではそんな猫のワクチンの種類から料金
までご紹介していきたいと思います。
かわいいわが子同然の猫の為に
しっかりと覚えておきましょう。
ワクチンの種類は?
●ワクチンは以下のタイプに分けられます。
・不活化ワクチン
化学処理を行いウイルスや細菌を
死滅させているので毒性がありません。
生ワクチンに比べると免疫力は低く、
持続力も弱いです。
・生ワクチン
毒性を弱めたウイルスや微生物を摂取します。
強い免疫力が期待されますが、
その反面感染症のリスクもあります。
・遺伝子組み換えワクチン
日本では取り扱いがありません。
猫のワクチンの種類は?
・混合ワクチン
3種混合ワクチンが一般的で
コアワクチンとも呼ばれます。
組み合わせて摂取する事で
複数の感染症を防ぐ目的があります。
・単体ワクチン
1つの感染症に特化したワクチンです。
猫がかかりやすい感染症とは?
猫がかかりやすい感染症として
主だったものは下記になります。
①猫エイズウイルス感染症
②猫汎白血球減少症
③猫白血病ウイルス感染症
④猫ウイルス性鼻気管炎
⑤猫カリシウイルス感染症
⑥猫クラミジア感染症
パッと見た感じ、
人とかなり被っているものも多いですね。
これらの中で②・④・⑤の
3つのワクチンは猫を飼育する際に
飼い主に接種するよう
求められているワクチンです。
病気を未然に防ぐために
ワクチンの接種を行うのですが、
それぞれ接種には費用がかかります。
結構なお値段が必要となるので
本当にわが猫に必要な物なのかどうなのかを
しっかりと見極めて受けるようにしましょう。
ポイントは
“室内飼い”か“屋外飼い”かです!
猫のワクチンの種類別料金まとめ!
・混合ワクチン【3種】
猫ヘルペスウイルス
+猫カリシウイルス
+猫汎白血球減少症
に対応します。
4,000~6,000円程度
・混合ワクチン【4種】
3種+猫白血病ウイルス感染症
・混合ワクチン【5種】
4種+クラミジア感染症
5,000~8,000円程度
・混合ワクチン【7種】
5種+猫カリシウイルス
7,500~8,000円程度
・白血病ワクチン
(室内飼いの場合、感染リスクが低い病気)
2,500~4,000円程度
・猫エイズワクチン
(室内飼いの場合、感染リスクが低い病気)
2,500~4,000円程度
ワクチンの接種回数は?
人間も大人と子供では
ワクチンの接種回数に違いがあります。
猫も同じで子猫と大人の猫では
必要とする回数に違いがあります。
~子猫の場合~
子猫は生後まもなくの間、
母猫の母乳から免疫力も同時にもらっています。
その為、その効力が失われる
生後56日(8週)には
初回のワクチン接種が必要です。
ただ、この時点でまだ体内に
母猫からもらった抗体が存在していると
子猫自身の抗体が作られないので
再度生後84日(12週)頃に接種が必要です。
子猫には生後2回の
ワクチン接種が求められます。
~大人の猫の場合~
大人になると健康体であれば
いつでもワクチンの接種が可能です。
1回の接種でも問題はありませんが、
より免疫力を高める為に
複数回接種する飼い主さんもいます。
ただし上記は“健康体“である事が条件です。
妊娠中や病気に罹っている場合は
接種自体を見送る必要があります。
大人の猫のワクチン接種は1回でもOK。
ワクチン接種は病気の感染を
防ぐ目的がありますが、
やっぱり注射は痛みを伴うので
接種を受けている猫が
可哀そうになる事もあります。
ですが、
大きな病気になってしまった後では
どうする事もできません。
一時の我慢が命を救う事もあるのです。
必要なワクチンはきちんと
接種を受けさせてあげましょう。
この記事の監修者
- ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。
こんな記事を書いています
- ペットショップ2022.05.11ペットショップ「ペットプラザ」の評判、口コミは?
- ペットショップ2022.05.11ペットショップ「ペットプラス」の評判、口コミは?
- ペットショップ2022.05.08「COO&RIKU(クーアンドリク)」の評判、口コミは?
- ペットショップ2022.05.06ペットショップ「ペテモ(イオンペット)」の評判、口コミは?