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鳩(ハト)と言えば、
誰もが街中でよく見る身近な鳥ですね。
ヨーロッパでは数百万円もする
レース用の品種の鳩を飼う人もいたり
たくさんの種類がいますが、
みなさんがイメージする鳩は
実は2種類あります。
今回はそんな2種類の
鳩の英語にどのような表現や使いわけ方
があるのかを紹介していきたいと思います。
鳩(ハト)の英語は?
鳩の一般的に使われる英語は
“pigeon”
と言います。
発音記号は
【pídʒən】
「ピジョン」
と読みます。
この“pigeon”は、
広場や公園、神社などで
よく見るグレーで人懐こい
「野生の鳩」「土鳩」を表します。
パンくずなどのエサをまくと
チョコチョコ寄ってきたりして
かわいいですよね。
そのような鳩に合わせて、
次のようなハトも
この“pigeon”を使います。
「飼い鳩」
(小屋に帰ってくるようにしつけられた鳩)
“homing pigeon”
「伝書鳩」
“carrier pigeon“
→伝書鳩が帰ってくる
“A carrier-pigeon homes.”
「レース鳩」
“racing pigeon“
→レース鳩が空へ飛んで行った
“Racing pigeon was flying to the sky.”
鳩はとても頭がいい鳥です。
帰巣本能も強いのでそれを利用して
帰ってくる速さを競ったり、
足につけた筒に手紙を入れ
遠くにいる相手に手紙を出したり、
とても役に立つ鳥なのです。
では、そんな鳩のもう一つの
英語も見てみましょう!
もう一つの鳩(ハト)の英語とは?
真っ白い鳩が平和の式典や結婚式で
大空に放たれるのを
見たことがあるでしょう。
白い鳩は「平和」「幸せ」
のシンボルですよね。
このようなシーンで使われる白い鳩は
“dove”
と言います。
発音記号は
【dˈʌv】
「ダヴ」
と読みます。
鳩は人にとってとても身近な鳥ですが
国によっては鳩を食べることもあり、
その場合は“dove”を使います。
フランスやエジプトでは
「鳩のグリル」
“Grilled Doves”
「鳩のロースト」
“Roasted Pigeon”
という料理があり、よく食べられます。
日本ではあまり知られていませんね。
また、
鳩はマジックショーでもよく使われますよね。
マジックショーで使われる鳩は
真っ白い“dove”ですね。
マジシャンがシルクハットから
純白のハトをバサバサーッと
出すショーは有名です。
“He conjured a dove
out of his silk hat.”
「彼はシルクハットから鳩を出した」
“The dove from a silk hat
landed at an audience.”
「シルクハットから
飛び出した鳩が客席に着陸した」
いかがでしたか?
同じ鳩でも、
野生の鳩と平和の象徴の鳩では
まったく呼び方が違うのですね。
見た目が違うと、
英語の表現も違うのですね。
鳩を表す主な英語表現は2種類ですが
世界中に鳩は約300種類います。
時には繁殖してふん等で
迷惑をかけることもありますが
頭もよく人懐こい鳥ですね。
そんな愛すべき鳥、
pigeonとdoveを
ぜひ使い分けてみてください。
この記事の監修者
- ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。
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