アシダカグモ

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アシダカグモは家でも

よく見られる蜘蛛です。

 

ゴキブリなどの害虫を餌とするため、

江戸時代にゴキブリ駆除のために

輸入されたのが分布した

とも言われています。

 

その為、今でも

ゴキブリ駆除の為に飼う方も多く、

クモの中ではペットして

人気の種類と言えるでしょう。

 

そこで今回は

「アシダカグモってなつくのか」

「アシダカグモの糸の秘密」

など、アシダカグモの

気になる疑問を一気にまとめました。

「アシダカグモ」ってどんな蜘蛛?

蜘蛛

まず最大の特徴として、

アシダカグモは徘徊性であり、

「巣を張らないクモ」

というのは驚きではないでしょうか?

 

日中は雨戸袋や天井裏、家具の

隙間などに隠れており、

夜間になると出てくることがあります。

 

また、他の大きな特徴としては

やはり「体長」

オスとメスで体長は異なりますが、

メス:20mm~30mm

オス:10mm~25mm

程度です。

 

つまり、足を広げるとCDほどの

大きさになるんですよ。

「アシダカグモ」って飼育できるの?

飼育

アシダカグモは人気の蜘蛛で

「2000~4000円程度」で購入できます。

 

野生のアシダカグモはゴキブリ、

ときにはネズミまでも捕食しますが、

飼育用であれば

ペットショップで購入できる

コオロギやミルワームといった餌を

与えれば良いでしょう。

 

必要なものも少なく

「飼育ケース」

「床材」(砂利、ふようど)

「シェルター」(隠れる場所)

があれば飼育できます。

 

また、アシダカグモの平均寿命は

オス:3年~5年

メス:5年~7年

と比較的長く、飼育もしやすいので

ペットとしてお勧めの生き物です。

「アシダカグモ」ってなつくの?

なつく

小さい蜘蛛ではないので

見た目が恐ろしいと感じる方も多いですが、

実はアシダカグモは「臆病な性格」です。

 

人が近づいたり、

近くに振動を感じると敏感に反応し、

素早く逃げることが多いです。

 

人間に対する強い毒もなく、

素手でつかみ上げるなどしない限りは

噛みついてくることはまずありえません。

 

そしてアシダカグモに限らず、

少し残念ですが

「クモが人になつくことは無い」

ということです。

 

アシダカグモは基本的に憶病なので、

蜘蛛好きなら変に触ったりするのは

止めてあげましょう。

「アシダカグモ」の糸の衝撃的な秘密とは!?

まず、クモの糸と言えば、

「狩りをする為」

とたいていの人が思うでしょう。

 

しかし、

「アシダカグモの糸は捕食に使用しない」

というのが驚きです。

 

その目的は2つあり、

①卵のう

②しおり糸

という目的です。

 

では、それぞれを説明していきましょう。

①卵のう

卵のう

メスは卵を産むと、卵を守る為に

糸でぐるぐる巻きにします。

 

そして食事を一切取らずに口でくわえ、

産まれるまで守り続けるのです。

 

アシダカグモは子どもを大切にする

生き物だったんですね。

 

②しおり糸

しおり糸

「しおり糸」とは人間で言う

「命綱」の意味となります。

 

通常のクモは天井などに巣作りしている以上、

この「しおり糸」を出して

飛び回っているのは

皆さんもご存知だと思います。

 

しかし、

クモの中でも体が大きいアシダカグモは

糸で飛び回るのは少し難しいのです。

 

そこで、幼体のアシダカグモが使う

「しおり糸」は高い所から

スピードを落として、

風に飛ばされて移動する為にも

使われているのです。

 

何かクモなのにターザンみたいで

カッコいいですよね笑

 

どうでしたか?

アシダカグモは普通のクモより大きく

カッコいいクモとして人気です。

 

生態にも「粋」な感じがして

人気が出るのもうなずけますね。

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。