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昆虫の中でも、その「大きさ(体長)」に

熱い視線が注がれるのは、

やはり「クワガタ」ではないでしょうか。

 

そのクワガタの中でも、

日本で最も注目されているのが、

その高額な取引によって

「黒いダイヤ」とも言われる「オオクワガタ」です。

過去には、体長80mmの個体が

1,000万円で取引されたこともあり、

現在でもその人気には根強いものがあります。

 

日本の固有種としては

このオオクワガタが最大ですが、

世界のクワガタに目を向けてみると、

もっと衝撃的な大きさのものも

存在しているようです。

 

そこで、今回は世界一大きいクワガタ

について見てみたいと思います。

「クワガタ」とは?何種類いるの?


そもそもクワガタとは

どのような昆虫かと言うと、

分類上は鞘翅(しょうし)目の

「クワガタ科に属する昆虫の総称」

になります。

 

鞘翅(しょうし)とは

上のはねが鞘状になって

背面を覆っている様子を表します。

 

ご存知の通り、

雄の「くわ型」をした大きな顎が特徴の昆虫です。

 

また、

世界に約1,500種が存在するとも言われています。

 

ちなみに、クワガタ科は

Lucanidae(ルカニダエ)

と呼ばれ、

「森に住む虫」という意味を持ちます。

「クワガタ」の大きさの測定方法は?

通常、クワガタのような

昆虫の体長を計測する際には、

頭部先端から腹部後端までを

計測することになります。

 

そして、クワガタに限っては

その大顎が開閉することから、

大顎を閉じた場合、開いた場合

とで大きさが異なるため、

その開閉の状態における最大値で

計測することになります。

 

そして、ギネス記録の認定を

受けるような個体については、

mm単位での計測が必要とされます。

 

なお、大きさには、幅や太さ

といった観点もあるでしょうが、

クワガタの場合、

個々の個体を客観的に比較する上では

体長が最も適切な判断基準となります。

世界一大きい「クワガタ」は?

日本一大きなオオクワガタの場合、

体長が80mmを超えると大物とされ、

その最大のものが90.5mmでした。

 

そして、

世界一大きいとされるクワガタは

「ギラファノコギリクワガタ」

 

その体長は一般的に110mm、

最大で120mmにもなります。

その他これに近い体長のものとして、

マンディブラリスフタマタクワガタ

パラワンヒラタクワガタ

などが知られています。

 

もはや、作り物のように

見えてしまうほどの大きさですが、

身近なものに例えるとしたら、

オオクワガタが

タバコの箱の縦のサイズ

ギラファノコギリクワガタが

DVDの直径のサイズ

といったところでしょうか。

 

これまで、クワガタの中で

世界一大きいものについて見てきましたが、

これはあくまで現時点において、

世界で確認されている

クワガタに限ったものでしかありません。

 

つまり、

現在確認されているだけで世界に

約1,500種ものクワガタが

存在するということは、

今後新たに大型種が発見される

可能性もあると言えるでしょう。

 

クワガタの「大きい体長」のものを見つければ、

それだけでもとんでもない

お金になりそうですね笑
 

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。