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昔話にタヌキと同じく登場するキツネ。

 

人をばかす、何か別の姿に化けて

人をだますようなイメージがありますね。

 

キツネはそのスマートな体形から女性、

特にずる賢く痩せた美人のイメージで、

「女狐」という表現をよく耳にします。

 

そんなネコにも犬にも似ているキツネですが

何科の動物なのか知っていますか。

 

今回はあまり知られていない

「キツネの分類、何科なのか」

を紹介していきます。

日本に生息する「キツネ」の種類は?

キツネといっても

日本には何種類ものキツネが存在しています。

 

パッっと思い浮かばない方、

紹介していくので確認していきましょう。

 

①キタキツネ
 

 
耳が大きく

尻尾がふさふさで太くて長い

日本では雪の積もった中を歩く

イメージのキタキツネ。

 

日本で大半の人が思い浮かべる

キツネの姿はこの「キタキツネ」です。

 

②ホンドギツネ
 

 
緑の多い山にいるイメージの

「ホンドギツネ」。

 

ホンドキツネの体をもっと大きくし、

がっちりさせてみると

ニホンオオカミのようにも見えるほど

迫力を兼ね備えた種になります。
 

「キツネ」の分類は?


 
キツネを動物の分類で考えると、

そのサイズ感から

イヌ科かネコ科のどちらかでは?

ということを想像されがちです。

 

そんなキツネの正式な分類は

「哺乳網食肉目」

「イヌ科」

「キツネ属」

となります。

 

ここで、「ネコ科」か「イヌ科」と聞くと

分からなくなるかもしれませんが、

ネコは「哺乳網食肉目ネコ科」ですので、

ネコもイヌも「科」一つ上の「目」まで

遡れば同じ扱いになります。

 

つまりキツネは、

「ネコよりもイヌに近い」

というのが結論です。
 

「キツネ」にそっくり動物紹介3選!


 
キツネのように見た目で分類が

分かりにくい動物いますよね?

 

ここでは、見た目もキツネと間違いやすい

動物を3種紹介していきます。

 
①タヌキ
 

 
キツネとよく対比されるタヌキ。

 

一見体形が丸いため

「ネコ科」に思われまがちですが、

キツネと同じく「イヌ科」に分類され、

「タヌキ属」になります。

 

良く見ると顔自体は意外と

ほっそりしていることに気付けましょう。

 

②レッサーパンダ
 

 
タヌキに少し似ているレッサーパンダ。

 

レッサーパンダはイヌ科でもネコ科でもなく

「レッサーパンダ科」です。

 

愛くるしい姿はタヌキに似ていますが

別の分類なので注意して下さいね。

 

③ニホンオオカミ
 

 
日本を代表する肉食動物の1種、

ニホンオオカミ。

 

キツネと同じく「イヌ科」です。

 

オオカミはキツネ、イヌの系統に似ているので

理解できる部分があるように感じます。

 

どうでしたか。

キツネとタヌキが同じ「イヌ科」の

動物だと知り意表をつかれた方も

少なくないのではないでしょうか。

 

見た目だけでは分からない動物の

関係を知ることで、

見慣れた動物であっても新鮮な気持ちで

新たな視点から観察することができます。

 

そこから、まるで今までと違った世界を

見つけてみて下さいね。

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。