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ちっちゃくてかわいい動物は何?

と聞くと必ずと言って良いくらい

答えに入っているのが“ハムスター”です。

 
口いっぱいに食べ物をほおばる姿や

丸まって転がっている姿は

ほっこりとさせてくれ、

私たちの疲れをも癒してくれます。

 
ただ、ハムスターは

寿命が短いことで有名なペットです。
 

今回はそんなハムスターの

「平均寿命はどれくらいなの?」

「寿命のギネス記録は?」

など、寿命に関係する

疑問を見ていきましょう。

ハムスターの寿命に影響する食事とは?

ハムスターはヒマワリの種を

ほおばっている姿が印象的ですが、

それだけを食べているわけではありません。
 

そして何でも与えて良い訳でもないのです。

 
しっかりと与えて良い物と

悪い物を知っておきましょう。
 

 
◇与えても良い物
 
野菜

イモ類や豆類、緑黄色野菜など

何でも食べますが

バランスよく与えましょう。
 

果物

りんごやみかん、

バナナなどを良く食べます。
 

しかし糖分が多いので

与える量は少なめにしましょう。
 

野草

タンポポやハコベなど、

自然に生えている草も食料となります。
 

中には毒の含まれている野草もあるので

しっかりと確認してから与えましょう。
 

たんぱく質

野生の場合は昆虫などを取って

食べていますが飼育の場合は

そんな事ができません。
 

その為、チーズやヨーグルトなどで

たんぱく質を補ってあげましょう。
 

◇与えてはいけない物
 
チョコレート

含まれているカフェインや

テオプロミン(有機化合物)が

ハムスターの体にはよくありません。
 

与えてしまうとその量にもよりますが

病気や死に至る事もあります。
 

レタス

野菜なので

「与えても良いのでは?」

と思ってしまいますが、

水分が多く含まれているので

下痢を起こす確率が高いです。
 

ウメ

かじって種を割ってしまうと

アミグタリンと言う毒素が出るので

呼吸困難等を引き起こします。
 

ハムスターには

与えてはいけない物が意外と多く

存在するので飼育する際は

事前に調べておきましょう。
 

ハムスターの平均寿命は?

実はハムスターの寿命は

約2~3年

と短いのをご存知ですか?
 

これは

「病気にかかりやすい為」

と言われています。
 

  • 「結膜炎」
  • 「寄生虫への感染」

が病気で命を落とす時の2大原因です。
 

これらはケージの中を

清潔に保つ事で予防になります。
 

 
方法としては

  • 飲み水を毎日交換する
  • トイレを定期的に掃除する
  • ケージの床材を定期的に交換する

等があります。
 

手間はかかりますが、

ハムスターの命には替えられません。
 

そして次に注意すべき事は

「事故」

です。

  • 目を離したすき電気コードを
  • かじって感電死していた。

  • 冬場、こたつの中で死んでいた。
  • 洗濯機に入っているのを知らずに
  • 回してしまい水死した。

よく耳にする事故です。
 

ハムスターをケージから出した際には

目を離さず行動を見守ってあげましょう。
 

最後に

「ストレス」

です。

ハムスターは運動量が少なくなると

大きなストレスとなり

寿命にも現れてきます。

 
小さい体なのに運動量が多いのは

運動でストレスを発散しているからです。
 

「止まると死ぬ」とまでは言いませんが、

行動を制御してしまうと

大きなストレスを抱える事になるので

ある程度は自由にさせてあげた方が

良いのかもしれません。
 

 
寿命が近くなった

ハムスターからはサインが発せられます。
 

それはハムスター自身が

自ら意識して出す物では無く、

勝手に起こりうる事です。
 

現れたサインは見過ごさず

受け取ってあげてください。
 

  • 歯が抜ける
  • 目の輝きが薄れて曇る
  • 脱毛が起こる
  • 歩き方がぎこちなくなる

 

ハムスターの寿命ギネス記録は何歳?

現在ギネス記録として

認められているハムスターの寿命は

「4歳6ヶ月」

となっています。
 

 
数字だけを見ると

かなり短く感じてしまいますが、

それだけハムスターは短命という事です。
 

整った生活環境で安全な食生活を行い、

適度な運動を取り入れると

この年齢近くまでは

生きる事ができそうですね。
 

ただ、品種の違いによって

平均寿命が違っているので

飼育したハムスターが必ずしも

長生きできるハムスターとも限りません。
 

ギネス記録にこだわらず、

飼育する人と飼育されるハムスターが

毎日楽しく過ごす事ができたら

「良い一生だった」

と思えるのではないでしょうか。
 

散歩やお風呂の手間を考えると

ハムスターは手間がかかりにくい

かも知れません。
 

しかし病気や生活環境などは

少し気を張ってあげないといけません。

 
かわいいからと言って

飼ってはみたものの、

後は放置ではハムスターが可哀そうです。
 

「何かを飼育する」という事には

責任が伴う事を忘れないようにしましょう。
 

この記事の監修者

すず
すず
ペットが好きな女子!特に爬虫類が大好きです!皆さんから「やくにたった!」などのコメントをたくさん頂いたり、嬉しいです。色々情報共有できるよう頑張ります。